DEUX MONCX(デュモンクス)のcatana(カターナ)ブリーフケースバッグの持ち手の作成交換が完成しました。(愛知県名古屋市S様)
愛知県名古屋市S様より、DEUX MONCX(デュモンクス)のcatana(カターナ)ブリーフケースバッグの持ち手の作成交換をご依頼いただきました。
BEFORE
今回は、DEUX MONCX(デュモンクス)のcatana(カターナ)ブリーフケースバッグの持ち手修理のご紹介でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
DEUX MONCX(デュモンクス)とは、未知なる可能性を持った2つの月というフランス語からきているそうです。
2つの月とは、デザイン性と素材テクスチャーでございます。
時代の感性とニーズに合った、タイムレスで洗練されたバッグを創造する。を基に、メイド・イン・ジャパンにこだわったレザーバッグブランドでございます。
進化し続けるレザーバッグというコンセプトを持つデュモンクスでございますので、
長年の本物の技術から仕上がる上質感、さらに、都会的に魅せるデザインが融合しております。
ご依頼品のcatana(カターナ)は、ソフトで使いやすい、胴体がへたりにくく安定感のある持ち心地のベーシックなビジネスバッグでございます。
良質を追求する上品でリラックス感を合わせ持つライフスタイルの展開は、多くの注目を集めています。
2004年2月に設立されましたサムソナイト・ジャパンでは、
スーツケース、カバン、靴、雑貨品と、幅広くお取り扱いいたしております。
そして、DEUX MONCX(デュモンクス)は、サムソナイトブラックレーベルデュモンクスコレクションに生まれ変わります。
さて、今回のご依頼主様は、リペアスタジオ当店舗へ直接ご来店くださいました。
早速、ご依頼品を拝見いたしましたところ、
持ち手の付け根部分が、本来は縫われているはずの部分だと考えられるのでございますが、その部分が接着のみで付いていたと思われまして、既に外れてしまっている状態でございました。
持ち手の握る部分の皮革は、擦れてしまっていましたので、ご依頼主様は、新しい持ち手の作成・交換をご希望で、ご来店くださいました。
握る部分は、ご使用されていくうちに、どうしても少しずつ擦れていくものでございます。
バッグの中では、比較的よくご相談をお受けする修理内容でございます。
新しくお作りする持ち手の素材につきましては、当店にご用意のございます皮革の中から、現状の本体に一番近い色味のものを吟味してお選びいたしまして、実際に使用する皮革を一緒にご覧いただきました。
これによりまして、仕上がりました時に本体とも馴染み、違和感も感じることなく、安心して気にされることなくご使用していただけると思います。
また、ご提案として、持ち手の付け根部分の加工方法を、過去の例の写真ではございますが、参考までにご覧いただきました。
それによりまして、ご依頼主様は、特にオリジナルのデザインにこだわっていらっしゃるというわけではございませんでしたので、今回は、加工代金が少しお値打ちになるご説明をさせていただきました加工方法をご選択されまして、工程どおりのお直しをさせていただきました。
お直しにつきましては、長年携わってまいりました熟練の職人が、慎重に丁寧にお取り扱いさせていただきます。
AFTER
とても丈夫で綺麗な持ち手 に蘇りました。
全体的にご覧になりましても、デザイン性を損なうことなく、しっかりとした持ち手が完成いたしました。
このように丈夫な持ち手になりましたので、これからまた、末永くご愛用していただけますことを願っております。
リペアスタジオにおきましては、ご依頼主様のご要望をお伺いいたしまして、ご依頼品の一点一点それぞれの今、現状必要なお直しのご提案・アドバイスをさせていただいております。
必要以上のお直しのお勧めは決していたしておりませんのでどうぞご安心ください。
分かりづらいと思われた皮革のお手入れ方法につきましても、お気軽にご相談ください。
スタッフ一同、ご連絡をお待ちしております。
愛知県名古屋市S様
この度は、DEUX MONCX(デュモンクス)のバッグをお預かりして修理させていただきました。
誠にありがとうございました。
- Category:かばん修理
- Brand:デュモンクス DEUX MONCX
- 修理内容:持ち手修理・交換