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修理実例

Ferragamo(フェラガモ)のバッグの持ち手交換が完了しました(愛知県名古屋市H様)

愛知県名古屋市H様より、Ferragamo(フェラガモ)のバッグの持ち手交換をご依頼いただきました。

BEFORE

今回ご紹介するのは、イタリア・フィレンツェのファッションデザイナーSalvatore Ferragamo(サルバトーレ・フェラガモ)のバッグでございます。

Salvatore Ferragamo(サルバトーレ・フェラガモ)は、11歳で靴屋を開業いたしました。

そして、15歳の時、アメリカに渡り、南カリフォルニア大学で解剖学を学びました。

そこでは、足を傷めない靴を制作するために数々の特許を取得して、履き心地の良い靴を追求いたしました。

マリリン・モンロー、オードリー・ヘプバーン、イングリット・バーグマンなどハリウッド大女優を顧客にし、「スターの靴職人」の名声を得ました。

1927年、イタリアに帰国して、自身の名でSalvatore Ferragamo(サルバトーレ・フェラガモ)を設立いたしました。

王侯貴族や有名人の顧客を獲得して、ウェッジヒールなどを発表。

その後、家族に受け継がれまして、1967年には、プレタポルテもスタートし、現在では、バッグ・財布・香水なども含めたトータルファッションブランドでございます。

さて、今回のご依頼主様からは、バッグの持ち手が千切れてしまったので交換してほしい。というご相談でございました。

ご依頼品を拝見させていただきましたところ、紙のような素材でできています芯が割れてしまっており、持ち手が千切れている状態でございました。

持ち手の中に入れます芯の素材は、紙のような素材のものを使用していることは比較的多く見受けられることでございます。

バッグの持ち手は、ご使用の際に負担のかかる部分でございます。

ご使用されます頻度等にもよりますが、ご使用されているうちに少しずつ劣化し、どうしても割れる(折れる)ような感じになります。

 

Ferragamo(フェラガモ)のバッグの持ち手交換が完了しました(愛知県名古屋市H様)before

 

Ferragamo(フェラガモ)のバッグの持ち手交換が完了しました(愛知県名古屋市H様)before02

 

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AFTER

修理内容といたしましては、同じような素材の芯を使用いたしますと、再び劣化して割れる可能性が考えられますので、今回は、特に芯素材を挟まずに、全て皮革で作成いたします。

新しい持ち手に使用する素材につきましては、黒色の革を使用いたします。

黒色ですと、数種類の型押し模様の革のご用意がございますので、その中から、オリジナルに一番近い模様の革をお選びいたします。
これにより、バッグ本体との違和感を感じることも少ないと思います。

新しい丈夫な持ち手が付きました。
どうぞ安心して、末長くご愛用いただきますよう願っております。

 

Ferragamo(フェラガモ)のバッグの持ち手交換が完了しました(愛知県名古屋市H様)after

 

Ferragamo(フェラガモ)のバッグの持ち手交換が完了しました(愛知県名古屋市H様)after02

 

Ferragamo(フェラガモ)のバッグの持ち手交換が完了しました(愛知県名古屋市H様)after03

 

H様、この度は修理をご依頼いただきまして誠にありがとうございます。