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修理実例

Orobianco(オロビアンコ)のバッグの持ち手交換修理が完了しました(愛知県名古屋市A様)

愛知県名古屋市A様より、Orobianco(オロビアンコ)のバッグの持ち手交換をご依頼いただきました。

BEFORE

愛知県名古屋市A様より、オロビアンコのおかばんの修理ご依頼をいただきましたので
持ち手修理のご紹介をさせていただきます。

オロビアンコとは、
イタリア・ミラノ近郊で創設されたバッグ発祥のファクトリーブランド。
「La moda italiana bella ma intelligente」
(デザイン性と機能性を兼ね備えたイタリアンファッションの意)のコンセプトの下、
ブランド独自のものづくりを、伝統的な職人技と最新のIT技術の融合により実現。
イタリアらしい鮮やかなカラー、自然で抜け感のあるフォルム、それでありながら
実用性の高い製品は、ビジネスからプライベートシーンまで様々なスタイルを引き立ててくれる。
現在はバッグのみに留まらず、衣食住の各分野へ進出する総合ライフスタイルブランドへと躍進している。

当店でご依頼いただくおかばんはビジネスバッグとして使用している男性のお客様が多い印象です。

 

今回A様にご相談いただいた内容は、持ち手の芯の交換と持ち手の交換です。
使用により革が破損し、内側の芯材は折れている状態でございました。

 

根元に破損は見受けられませんが、握る部分のダメージがございます。

 

Orobianco(オロビアンコ)のバッグの持ち手交換修理が完了しました(愛知県名古屋市A様)before

 

Orobianco(オロビアンコ)のバッグの持ち手交換修理が完了しました(愛知県名古屋市A様)before02

 

Orobianco(オロビアンコ)のバッグの持ち手交換修理が完了しました(愛知県名古屋市A様)before03

AFTER

持ち手はどれだけダメージを受けていたとしても、オリジナルにできるだけ忠実に作成するため、
本体から取り外した持ち手を分解し、型を取ります。
持ち手の太さ、革の厚みも計測し、仕上がりは持ち手としてふさわしいハリが出るよう意識し、作成します。

コバに塗料を施し、完成です。
持ち手修理は
型紙づくり、裁断、部分修正(裁断された状態を削って整える作業)、
縫製、芯を通し、コバの塗料を施す、乾燥させ、本体に取り付け、縫製。
修理完了までに時間はかかりますが、慎重に全ての工程を手作業で行っております。

 

Orobianco(オロビアンコ)のバッグの持ち手交換修理が完了しました(愛知県名古屋市A様)after

 

Orobianco(オロビアンコ)のバッグの持ち手交換修理が完了しました(愛知県名古屋市A様)after02

 

Orobianco(オロビアンコ)のバッグの持ち手交換修理が完了しました(愛知県名古屋市A様)after03

 

A様、この度は修理をご依頼いただきまして誠にありがとうございます。