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修理実例

PRADA(プラダ)のバッグの内袋補修が完了しました(愛知県名古屋市W様)

愛知県名古屋市W様より、PRADA(プラダ)のバッグの内袋補修をご依頼いただきました。

BEFORE

ご依頼品を拝見させていただきましたところ、バッグの内袋が裂けて穴が開いている状態でございました。
こちらは元々、内袋の布が切りっぱなしの状態で縫製されておりました為、ほつれやすくなっていたようでございました。
今回はお客様からご要望をいただきまして、内袋交換ではなく、破損個所のみの部分補修をさせて頂くことになりました。

また、このような症状であれば、通常でも部分補修でご対応をさせて頂きます。

 

 

PRADA(プラダ)のバッグの内袋補修が完了しました(愛知県名古屋市W様)before

AFTER

内袋の破損個所を生地の裏から縫い込むことで、穴を塞ぎました。

今回のご依頼品のように化学繊維の布地で出来た内袋は、使用に伴って徐々に縫い目が裂けて来ることがございます。

特にこちらのお品に関しましては、元々内袋の縫い代が浅かったことも破損の原因になっていた様です。

修理の際には、裏側からしっかりと縫い込みたいところなのですが、あまり生地を深く縫い込みますと内袋の大きさに余裕がなくなってしまいます。

内袋のサイズが小さくなりますと、ますます内袋に負荷をかける原因になっていまいますので、可能な範囲で裂けている部分を保護し無理のない程度に、生地を縫い込み補修をさせて頂きました。

自然な仕上がりになっていると思います。

当店でも、今回のご依頼品のように内袋が裂けてしまったというご相談は比較的多く頂戴しております。

特にナイロン製のリュックやトートバッグなどでは、よくこのような症状が起こります。

もし、こういった症状が起こりました場合には、是非出来るだけお早めに修理業者にご相談下さませ。

と言いますのも、このような布地の内袋は放置しておけばおくほど部分補修が困難になってしまうからなのです。

早めにご対応させていただけますと、コストが抑えられるだけではなく、補修箇所も小さくまた綺麗に仕上がります。

小さな穴が開いただけなのに修理に出すのは、億劫に感じられるかもしれませんが、この手の素材は一旦縫い目がほつれだすと連鎖的に広がっていきます。

是非その点を覚えておいていただければと思います。

 

PRADA(プラダ)のバッグの内袋補修が完了しました(愛知県名古屋市W様)after

 

W様、この度は修理をご依頼いただきまして誠にありがとうございます。